源さんの頭の中

源さんが日々考えていること、溜まっている想い、そんなことを吐き出すエッセイのようなものです。

みんな

日本人って「みんな」が好きだよね

 

 

みんなやってるよ

みんな買ってるよ

みんな持ってるよ

みんな並んでるよ

みんな行ってるよ

みんな言ってるよ

みんな大好きだよ

みんな

みんな

みんな

 

 

みんなって言われると安心する

みんなって言われると「自分もそうしなきゃ」って思う

 

それが多くの日本人が持っている特性だ

 

 

 

 

日本人の国民性を表す、とても分かりやすいジョーク

沈没船ジョーク

というものを知ってるかな?

 

 

とある豪華客船が沈没しかけている

助かるには海に飛び込むしかない

船長が必死で説得して皆に飛び込むように促しているがなかなか飛び込まない

 

そこでどんな声かけをすれば皆飛び込むのか?

それらを国別にジョークとして紹介している

 

 

アメリカ人には「飛び込めばヒーローになれますよ」

イギリス人には「飛び込めばあなたはジェントルメンですよ」

イタリア人には「飛び込めばあなたはモテモテですよ」

ドイツ人には「飛び込むのはルールです」

フランス人には「飛び込まないでください」

ロシア人には「海にウォッカの瓶が浮いてますよ」

中国人には「海には美味しい食材がたくさんありますよ」

韓国人には「日本人は飛び込んでますよ」

 

 

そして、日本人にはなんと声をかければ飛び込むと思う?

 

 

そう

 

 

「みんな飛び込んでますよ」

 

 

とにかく

日本人は本当に「みんな」が大好き

自分の意思より「みんな」の意思を優先する

 

 

そして

多数決が大好き

自分が「数の多い方」だと安心する

自分が「数が少ない方」だとざわざわする

 

 

でも

よく考えてみてほしい

 

 

今まで

 

数が多い方を選んで

 

正しかったことって

 

どれだけある??

 

 

 

 

源さんは物心ついた時から

なぜか「数が多い方」を選ばない人間だった

なぜか「数が多い方」は間違っていると思っていた

 

なので

何をするにも、何を選ぶにも、基準は

「数が少ない方」

だった

 

 

 

そういう自分に明確に気付いたのは

中学生になった時だ

 

中学生になると部活動というものが始まる

僕の行ってた中学校は部活動に入ることは強制だった

 

小5か小6の時にスラムダンクがめちゃくちゃ流行っていて

周りの男子の多くは「中学生になったら絶対バスケ部に入る」と意気込んでいた

実際、多くの新入生がバスケ部に入った

 

 

 

 

源さんは

そういう流れに全く興味が持てなくて(スラムダンクは人並みにジャンプで読んでたけど)

「みんなと同じようにバスケ部に入ろう」とは全く、全く、1ミリも思わなかった

 

 

結果、源さんが入部したのは

ハンドボール

youtu.be

 

 

 

当時は(いや、今もだけど)全く人気の無いスポーツで(笑)

部員もめっちゃ少なくて

上級生と同じ練習メニューに参加できて

下級生だからといってボール拾いをさせられることもなかった

なので、入部すればほぼレギュラーもほぼ確定

とても充実した3年間だった記憶がある

 

 

かたや

 

人気に釣られてバスケ部に入部した大多数の人間たちはどうなったかというと

あまりにも人数が多いため

下級生はずっと玉拾いと基礎体力作りばかり

(練習でボールを触らせてもらえるのは玉拾いと玉掃除の時だけ)

 

その上

顧問の先生が

 

ジャージに

パンチパーマ

サングラス

という、どこからどうみてもヤ○ザ

 

おまけに

竹刀でぶん殴るという、今の時代なら速攻で体罰で罰せられるぐらいの

コテコテの暴力教師

 

あだ名は『鬼』

 

そんな地獄のような部活動だったらしい

 

 

ああ

やっぱり

少数派を選んでよかった

(ただの結果論だけどね)

 

 

 

 

 

日常で「少数派を選んでよかった」と感じることが多いのは

休日

 

 

多くの人が休んでいる土日は

当たり前だけどどこに遊びに行っても、飲食店も、イオンも(笑)

人が多い

 

 

みんなが休む大型連休

ゴールデンウィーク

お盆休み

シルバーウィーク

年末年始

この時期もどこもかしこも人と車でごった返し

旅行・交通機関・ホテルなどすべてが値上がりする

 

 

みんなが休んでいる時に休んだとて

良いことなんて何一つ無い

 

 

みんなが働いている時に休むからこそ

人も車も少ないし、色々安いし、並ぶこともないし

超快適に休日を過ごすことが出来る

 

やっぱり少数派は最高だ

 

 

 

 

 

自分が興味を持って始めたことが

なぜかいつの時期からか急に人気になることもあった

 

その一つが大人になってから始めた趣味

ボルダリング

 

源さんがボルダリングを始めた頃は

まだまだ超マイナーな競技で平日の昼間なんてほぼ貸切状態で遊ぶことができた

 

 

ところが

ある時期からボルダリングが急に人気競技になって

あっという間にボルダリング施設ににとが押し寄せ

行っても全く登れない、登れてもずいぶん待たないと登れない

そんな状況になってしまった

 

 

多くの人間が興味を持つことに

源さんは興味を持てなくなる

なので

ボルダリングも人気になってからはすぐに辞めた

 

 

 

 

 

 

「みんな」がやったことで

自分は本当にやらなくて良かったなと

心の底から思っていることがある

 

それは

 

新型コロナウイルスのワクチン接種

 

 

これこそ

みんな打ったよね

 

これこそ

絵に描いたような「みんな打ってますよ」だったよね

 

なんせ

日本国民の8割以上が打ったからね

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/ より引用

 

 

そりゃね、厳密に言えば「みんな」ではないよ

「みんな」の基準は基本的に「全員」を指す

 

けど

8割はもうほぼ「みんな」だよ

 

 

 

ちなみに

コロナワクチンに用いられた技術

mRNAがあなたの体内で大変なことになっています

 

源さんはワクチン接種が始まる前から

なんとなくそうなるんじゃないかと予測はしていたけど

 

ワクチン接種が始まってすでに三年

その間様々な研究結果・論文が発表され

源さんが思った不安が的中しています

 

あんなもの

マジで打たなくて良かった…

 

「みんな打ってるから」と

「みんな」に引っ張られて打たなくて良かった

 

多数派ではなく

少数派が正しいと信じて生きてきて本当に良かった

 

 

 

 

多数派とは言ってみれば

思考停止している人間の集まり

なのだ

 

 

そこに明確な意思はほぼ無い

だって

多数派を選ぶ基準がそもそも

 

みんなやってるよ

みんな買ってるよ

みんな持ってるよ

みんな並んでるよ

みんな行ってるよ

みんな言ってるよ

みんな大好きだよ

みんな

みんな

みんな

 

だからだ

 

多数派の人間は

思考して正しいか間違っているかを考えた結果「多数派」を選んでいるわけではない

 

本当に

世の中

「自分の頭で考える」が出来ない人間が

こんなにも多いんだなぁ…と、

少数派の人間は気付いていますよ

 

まぁ

そんなこと

多数派の人間は

死ぬまで気付かないんだろうけどね

 

 

 

思考停止している多数派の人間は

こんなごちゃごちゃしたことを考えずに

選択基準を、意思をほぼすべて他人任せにしているので

こんなごちゃごちゃと考えることもなく

 

自分たちが実は大変な人生を歩んでいるということにも気付かず

能天気に生きていられているだろうから

ある意味幸せなんだと思う

 

 

少数派の人間は

こうやって常にごちゃごちゃ考えているので

実は「世の中の本質」とか「真理」とかにいちいち気付いちゃって

 

でも

それが世の中的には「正しい」とされることがあまりなかったり

(少数派の「正しい」は、多数派の「間違ってる」だからね)

 

本当に正しいことでも

多数派の「間違っている」が罷り通るから

少数派の「正しい」はかき消されるのが常だし

 

そんな多数派の意見が反映されるのが世の中だから

少数派は常に生きづらい思いをしていたりもする

 

 

少数派だからと言って

常に幸せに生きられるわけではない

 

どちらかと言えば

多数派の「正しい」世の中に色々と巻き込まれるので

なんなら絶望していることの方が多かったりもする

 

 

 

少数派は本当に生きづらい世の中だ

 

僕も思考停止しているそちら側の人間に生まれたかったと

その能天気に楽に生きられただろうなと

思うことも多々多々ある

 

 

 

※あくまで個人的見解・考察です。僕はそう思っているだけで、これが正しいと思っているわけではありません。